MEMOS

ちょっと書き留めたかったことなど。

「ダイヤのA」 The LIVE III

ダイヤのA」の舞台。9/1 17:30の回をみた。2.5次元の舞台を観るのは、このあいだの『BLAZEBLUE』に続いて、2作品目。「ダイヤのA」については、原作未読、アニメ未見。キャストについては、ぜんハリでいつもお世話になっている深澤大河くんと、ぜんハリの現場でお世話になっていて今回チケットを譲ってくださった友人が名前を連呼している椎名さんと上田さんと、一時期ぜんハリの一部のファンの人たちがわりと行っていたb-boxの小澤さんは顔を見れば分かるよ、という程度の知識で行ってきました。ちなみに、原作は舞台を観てから、1巻から14巻まで読みました。

 とても面白かった。これが私の演劇初体験じゃなくて良かった。一歩間違えたら、たぶんハマっていた。

ダイヤのA」というのは、ありがちなスポーツモノの少年漫画。主人公が部活に入って先輩や仲間と出会って、ときに衝突しながらチームメイトと信頼関係を築いていき、立ちはだかる魅力的な対戦相手と戦い、ピンチに陥りながらも勝利を掴む。10代の頃の私はこういうのが大好きで、最近は読むのをやめていたけど、やっぱり今でも大好きだった。

 すごいな~と思ったのは、登場人物の姿が、ステージ上の俳優たちの姿と重なること。対象になっている分野が作中の登場人物たちは野球、俳優陣は演劇、というのが違うだけで、いろんな人たちが力を合わせてひとつのことを達成する、というのは同じ。少年漫画で描かれているカタルシスを、演劇という形で生身の役者が体現することで、そのカタルシスの破壊力はかなり大きなものになっていると思った。

 結果、集団行動が苦手なことがコンプレックスな私は、その後数日間、かなりの精神的ダメージを負うことになった。漫画あるいはアニメだったら、文字通り別次元の人物として受け流すことができる。でも、舞台の場合は、実際に演じている俳優陣が目の前にいる。この舞台も、いろんな人たちが集まってきて、いろんな思いを抱えながらも、みんなで協力して作ったんだなぁとか思ってしまって、異常なまでにコンプレックスが刺激された。実際のところ、彼らはプロの俳優でお金をもらって仕事としてやっているんだけれども、演じられている作品の内容に引きずられて、彼らが少年漫画の登場人物のような、めちゃくちゃな社会性協調性の持主のように見えてしまう。これは精神的にとてもとてもしんどかったけど、生身の身体が持つ力を改めて感じた。

 あと興味深かったのは、舞台化の手法。舞台を見終えたあとに、原作を読んで、そこに描かれている文字を一語一句ほぼすべて読んでいることに驚嘆した。道理で誰かがずっと喋っているわけだ。正直、この方法はいただけない。

 少年漫画はとにかく説明が過剰なまでに丁寧。それは読者の年齢層もあるだろうし、週刊連載という都合上、1週間くらい読み飛ばしてもなんとかなるように、とにかく懇切丁寧に状況を説明する。そういう配慮は、これを舞台化するにあたって残すことが必要なんだろうか。舞台として受容するにあたって、それはむしろノイズになっているのではないだろうか。

 さらに言えば、内心の言葉と、発話されている言葉が完全に入り乱れているので、野球の試合中とは思えないほど喋りまくっていて、終盤の御幸くんの台詞が延々続くところとか、試合的には盛り上がっているはずなのに、う~ん……ってなりました。しかし、そのシーンを漫画で読むと面白かった。漫画の表現と演劇の表現と、メディアによる違いを考えないのは芸がなさすぎ。

 1年生はチームメイトの期待に応えたいという気持ちがプレッシャーになったけれども、3年生はその気持ちを力にできた、みたいな記者の台詞、妙に情感が入ってしまっていて、そこで無理やり話をまとめようとした印象があった。このテーマは原作でも描かれ方が手ぬるいなというか散漫だなと思ったけれども、その散漫さを舞台まで引き継ぐ必要はない。原作の散漫さは、週刊連載作品というのもあって読み流せるけれども、きちんと最初から最後まで決めてから取り掛かれる舞台ならば、冗長なところを削って、丁寧なところを丁寧に描いて、もっと役者にきちんと丁寧な芝居をさせることはできたのではないだろうか。理想を言うなら、この台詞がなくても、舞台を通して観客にそれが伝わるようにできたら、それが最高だなという気がする。

 アダプテーションというのは、どうしたって解釈が入らざるをえない。それは、他のメディアに移すことになった時点で避けることができない。であるからには、そこは腹を括って、翻案する人は作品の魅力、作品の本質がどこにあるか、という自分の解釈を提示することに対して勇気を持っていいと私は思う。今回の舞台は、野球を舞台でどう飽きさせずに見せるか、という表面的なことしか考えていないように見えたし、そんな守りの姿勢を見せられたら、原作を読んだ方が面白いよね、という結論で片付いてしまう。これだけ役者を集めて、スタッフもついてるのに、それではあまりにも惜しい。

 忠実な舞台化ってどういうことだろう……というようなことを考えながら、自分が演出家だったら~みたいな妄想をするのは、とても楽しい。あと、私はいまこそリンダ・ハッチオンの『アダプテーションの理論』を読むべきときかもしれないね。とにかく、いろんな気づきがあって楽しかったです。

LIVE ACT "BLAZE BLUE ~CONTINUUM SHIFT~"

8/10(木)-14(日)@新宿村LIVE

 2.5次元舞台に初めて行った。

 全8公演のうち、8/10、8/11マチネ、8/12、8/13ソワレ、8/14ソワレの5回を拝見しました。当初は初日と楽の2回の予定だったのに、2日目のチケットを追加でとり、2日目に飛躍的に良くなっていたので、勢いあまって、3日目、4日目は当日券で入った。

 プロジェクションマッピングと音響に合わせたアクション、高低差のあるステージで繰り広げられる殺陣がウリらしい。メインの俳優陣、アンサンブルの俳優陣、ともによく動いていてすごいな~と思った。

 初日は映像が上手く出なかったようで、なにがしたいのかよく分からなかった。初日だったからか、そういった事情があったからかは分からないけれども、俳優陣も全体的に硬くて、声も出ていなかったりキツそうだったりで、大丈夫かしらと翌日以降がやや不安になった。

 2日目は映像も出て改善された。とはいえ、あの映像、1,4,5,7列目で観劇した感じだと、7列目以降にならないとキレイに見えないのでは、という感じがした。もともと銀劇でやった舞台だから、そっちだといいのかもしれないけど、ここでやるにはちょっと難。音響照明も、もうちょっとなんとかならなかったのか。

 あと、全体的にテンポがすごく早い。喋るのも早いし、間がなくて、ついていくの大変だった。わりと2.5次元を見ている人に聞いたら、そういう風には思わないみたい?だったので、私が普段見ている芝居と傾向が違うんだなと思った。

 全体的には3日目が個人的には1番良かったような気がする。照明や音響も整ってたし、緊張を保ちながらもリラックスしていた。

3日目の日替わりパートで森Pが流れを変えたのは良かった一方で、緊張感が薄れすぎてしまったなとは思った。4日目も悪くはなかったけれど緊張感が取り戻せていないのは明らかだった。千秋楽は解放感が先立ってしまっているのと客席との馴れ合い感が生まれてしまっている印象でゆるゆる。アドリブとかガンガン入るのはいいんだけれども、だからこそ、締めるところをもっと締めていかないと散らかってしまってもったいない。期待していた熱量の半分もなかったので残念だった。

 この作品だけをもって、2.5次元舞台が好みじゃないと言えるわけではないんだろうけれども、現代劇だったら、やはり新国立劇場とか東京芸術劇場とか世田谷パブリックシアター本多劇場とかシアターコクーンとかアゴラ劇場とかFTとかにいく方が私の求める演劇が見られそう。

 とはいえ、私は阿部くんが毎日頑張っていて、毎日一皮ずつ剥けていくのが見られたので、その時点で大満足という激甘おたくなわけでして。

 初日は芝居らしい芝居を教わった形跡が認められて、殺陣も頑張ってて、手足長い、脚細い、スタイルいい、声も思ってたよりちゃんと聞こえて、でもミスすると表情に出ちゃうのが可愛いし、カテコの挨拶も愛嬌あったし、最高。楽しんでお芝居しているのが伝わってきて、なんか良かったなーと思った。変態なのはキャラが変態だからなのか、中の人が変態だからなのか、どっちなのか分からないけど、変態可愛い。

 2日目は初日よりキャラっぽくなってて、変態度が下がって喋り方の粘りが少しなくなった。ツバキちゃんとのシーン、かっこいいっていうか、ライブで客席を見渡しながらたまに見せている慈愛の笑みで生きれる。カテコの殺陣で刀を落としちゃったのも天使。

 3日目はかっこ良さが増した。ラグナとの戦闘シーンで背面納刀盛大にミスしたけど、その後リカバーしたときの気迫がマジよかった。この日のジンは殺陣もキレキレで一番かっこよかった。カテコのときに前日に刀を落としたからか、とてもとても丁寧なのも可愛いすぎた。

 4日目は背面納刀やめてたのが事情は察するけどやや残念。開演前アナウンスと日替わりパートがジンくんの担当で、盛りだくさん最高でした。カテコのときに私の斜め後ろを数秒見つめていたのが、どうしようもなく可愛くて死。ツバキちゃんとの会話シーンはこの日は手を取っていた気がする。

 5日目は背面納刀を本編でやめたぶん、カテコでチャレンジしていて、その心意気に改めて惚れた。7割くらい成功なんだろうか。5回目ともなると台詞がだいぶ頭に入ってしまうので、ところどころ口パクしてたんだけれども、ツバキちゃんとの会話シーンで指切りして頭ぽんってしてて、かわいいかっこいい死にたい死ねない最高だなーってしばらく浸ってしまって台詞抜けた。終わったあとに、楽しそうで、安心した表情をしていた。おつかれさまでした……。

 総括すると、阿部くんが出てなかったらそもそも観に行かなかっただろうけど、彼のおかげでこういう舞台もあることが分かって勉強になって、毎日阿部くんが観られてすごくすごくすごく幸せで最高のステージでした。

 明日から仕事がんばろうっと。

ぜんハリ『闘え!ぜんハリ熱狂セーラーPLAY in とらのあな池袋店B~お呼ばれぜんハリ、マイクが4本の一大事!~』

ぜんハリ(ZEN THE HOLLYWOOD)
1/24
@池袋とらのあなB

 1/24はこの前にHMVエソラ池袋でもイベントがあったので、この日2つめのイベント。池袋とらのあな、こんなイベントスペースがあるの知らなかった。CDを購入しなくても整理券がもらえるということで、かなり人が入っていた。私は一番うしろから眺めていたから、あまり見えなかった。うしろだったから、ハーフ暴走とはっていう感じで楽しめたけどね。

 セットリストは以下。

1. overture
2. アールグレイの季節
3. 赤い箱のクラッカー ~let's party
4. 仁義GREEN
5. ZENKAI PLAY

 overtureのあと、皇坂くんが登場、アールグレイのあと、「僕たちが、毎日目が離せないアイドルZEN THE HOLLYWOODの~皇坂明希です!」「1曲使った、皇坂の壮大なボケでした、いぇい!」

 そして全員登場。阿部くんは自己紹介でハーフ暴走verの解説をしたあとに、何を言おうとしたか忘れてしまったらしい。
 三浦くんは、4までしか数えられないはずの笠井くんが5まで数えられることを暴かれてしまう。
 笠井くん「いーち、にー、さーん、しー……しげたん、分かんなーい」
 皇坂くん「しげたん可愛いねぇ。でも、皇子はもっと可愛い自己紹介しますね」からの、自己紹介。
 横山くん「一度目を瞑って、never ever zeroになって、僕たちのことを忘れて、初めて見たっていう反応をしてみてください」

「赤箱」は阿部くん三浦くん横山くん。「よっこー!」の歓声が凄かった。横山くんの「チェリー」が聞けて楽しかったな。なんとなく。

「仁義GREEN」は阿部くん三浦くんのバックが素敵すぎる。いつも省エネダンスの三浦くんが大きく踊るのがいいんだ、最高なんだ。映像ください。個人的には、胸に手を当ててくねらせるところが好きなんだよね……って言いながら、もうあの双子ダンサーズが見られないと思うと涙が出てきた。

「仁義」のあと、横山くん皇坂くんも登壇。皇坂くんは、おもちゃのマイクを持っている。後ろにいたからパート分けよく見えなかったんだけれども、なんかとりあえず楽しそうな雰囲気は伝わってきた。「しげさんちゅっちゅっ!」「この人数、こんなもんじゃねーだろ!」って阿部くんに煽られるの幸せだな。

「ZENKAI PLAY」のあと、阿部くんが自己紹介でやり忘れたことを思い出して、「ぜんハリのぜんは平仮名!ぜんハリのハリはカタカナ!詳しくはぜんハリで検索!」のぜんハリコール。

 ひとつ言うならは、「今日は皇子が言うって」と笠井くん。何事かをおもちゃのマイク(皇坂くんの心の声が聞こえるマイク)で言う皇坂くん。

「今日三浦のサイン会だ!」と捌け際に言って去る阿部くん。

 特典会は、三浦くんだけではなく、みんなのサイン会。先日、サイン会があったイベントでは三浦くんが出演していなかったので、三浦くんのサイン会は、かなり久しぶり。5月のエアボリリースのときはサイン会なかったから、2015年4月以来ですかね。

 私は、先日のライブTにサインをもらった。この日「仁義GREEN」をやったのにちなんで、真ん中に笠井くん、両脇に双子のサイン入れてもらいました。笠井くんの特典会には初めて行ったので、「しげちゃんの特典会初めてきたの~」って、初めてのくせに馴れ馴れしい態度で言ったら、「あ、そうだね!?」って、ちゃんと思い返しながら、ノリじゃなく答えてくれた。おまけに、「今後ともよろしくお願いします~」ってやたら丁寧に挨拶していただいてしまい、「え、あ、こちらこそ、よろしくお願い致します!?」ってなった。Tシャツにポスカで書くのってよれてしまって大変らしく、阿部くんに端を「引っ張ってね~」と言われ、ちょっと引っ張ったら「思ったより強く引っ張っていいよ~」って促され、Tシャツの端と端を引っ張りあったんですが、「初めての共同作業だね!?」ってバカなことを言わずにいるのに必死で、あまり強く引っ張れなかった、ごめんよ。「仁義好きなんだ~」って言ったら、「あれ、楽しいもん!」って言ってた。だいたい、阿部くんに「○○の曲好き!」って言うと、「あれ、楽しいもん!」って言われる気がする、阿部くんが楽しいなら私はなんでもいいです。三浦くんは、「かいりん、近くで見てもイケメンだね~」って言ったら、「いやいやいやいや」って言ってたけど、近くで見る三浦くんは本当にイケメンなんだな。私はぜんハリで1番イケメンなのは三浦くんだとぜんハリを初めて見たときから思っています。マジで。

ぜんハリ『闘え!ぜんハリ熱狂セーラーPLAY in タワーレコード新宿店』

ぜんハリ(ZEN THE HOLLYWOOD)
2/20 12:30-
新宿タワーレコード

 次の現場まで時間があるので、ちょっとずつ遡りながらセトリとか残しておこう。

 赤坂BLITZの前日。「闘え!ぜんハリ熱狂セーラーPLAY」と題された「ビーバイブレーション」の販促イベントの最後。「最強セーラーPLAY」も「アチチチセーラーPLAY」も最終回はここ、新宿タワーレコードだった。最強~は先着順で、ちょうど合同フェスの直後、朝から長蛇の列ができていた。アチチチからは整理券配布、そして今回は整理券配布終了。油断していたら、整理券配布終了になっていてびっくりしたけれども、整理券なくてもわりと中の方で入れて良かった。

1. overture
2. ハート全僕宣言!
3. 奇跡のYES
4. ZENKAI PLAY
5. ビーバイブレーション

「ハート全僕宣言!」のあとは、皇坂くんから、タワレコ新宿店にあるぜんハリコーナーのPOPを紹介。

 自己紹介では、阿部くんから「ビーバイブレーション」がオリコンデイリー3位、次はウィークリー10位を目指して頑張ります、というコメント。
 三浦くんから、唐突に「死にたくない!」とコール。「まだ!」と客席もレスポンス。来週で卒業しちゃうから、「ぜんハリとして『死にたくない!まだ!』」ということらしい。
 笠井くんは、「No.5ビーバイブレーション!」と、前日のMUSIC STATIONで5位に取り上げられたのをネタに、完全再現。「アニメがライバルの~」というナレーションは皇坂くん。
 深澤くん「勝ちにゆこう♪」とコール&レスポンス。
 皇坂くんは、CDショップに入ったらぜんハリのCDがあって、本人です!と言って、POPを書かせてもらった、という夢の話。
 横山くんは、Mステにぜんハリが出るっていう夢を見た。多汗症が治る夢も正夢になるといいな、という夢。

「奇跡」の前に、皇坂くんが「お次は、かいりんがセンターの~」っていうから、ちょっと泣きそうになった。

 笠井くんの最後の一言は「『拳が上がる~』って俺が歌ってるんだけど、デイリー3位のときに1位だったこぶしファクトリーさんのこと、俺、予言してたっぽい」

 オリコンで結果を残せたり、Mステでランクインできたり、ちょっとふわふわしつつも、翌日に赤坂BLITZの大舞台が控えているのもあって、いい緊張感があった。

 この日の特典会は、赤白の初期セーラー。この衣裳が発表されたときから、「ゆーまの袖が短くなってたら写真何枚撮るか分かんない」って言ってたんだけれども、案の定だった。気が付いたら、ふらふらふら~ってハリタッチ行っててびっくりした。とりあえず、みんなが初期セーラーを着ているのを近くで見たくて。で、そのあとCD買い足したら、あと何枚買えば3の倍数になるのか分からなくなって、えっと、あと何枚買えば……とレジのお姉さんに相談する始末。1枚でいいはずなのに、7枚買ってた気がする。

 結局、阿部くんと3枚、三浦くんと1枚、2ショット撮ってもらった。妙にやる気を出して、阿部くんの鍵開けした。この日はぜんハリハートで撮影できたんだけれども、阿部くんの手はしっとりひんやりしていた。特典会を眺めながら、アイドルが過剰に気を遣わなくていいファンになりたいなぁと思った。

ぜんハリ『三浦海里卒業ライブ ~うるう年だったら、無かったことにしたかった~』

ぜんハリ(ZEN THE HOLLYWOOD)
2/28 19:00
@渋谷グランデ

 三浦海里くんの卒業ライブ。ニコ生配信もあったので、レポとかあんまり要らないね。

1. overture
2. ビーバイブレーション
3. 奇跡のYES
4, 赤い箱のクラッカー ~let's party
5. ENDLESS STRIPE
6. HOT LOVER
7. ロンリーPASSION
8. さいれんぴーぽー
9. BUY or DIE
10. クレイジーヒーロー
11. 永遠never ever
12. ハート全僕宣言!
13. 青春HAS COME
アンコール: エアボーイズ、ZENKAI PLAY

 アイドルの卒業を見届けるのは、人生で2回目。前回は初めてだったから、アイドルの卒業ってこういうものなんだなぁって思ったけれども、今回は前回と全然違ったので、アイドルの卒業ってアイドルの数だけあるんだなぁと思った。

「この子、最近キラキラしてるなって思うと~」という、思わせぶりな某女史の発言の直後、6月の『渡り鳥』再演の青の日、時期未定で三浦くんの卒業は発表された。あれから8ヶ月。長かったのか、短かったのか。「うるう年だったら、無かったことにしたかった」という凡ミス感のある公演タイトルもあって、卒業日程が発表されても、ずっと現実味がないままだった。でも、前の週の赤坂BLITZの公演の気合いを見たら受け入れざるをえなくて、突貫工事で「海里ありがとう」ってうちわを作っちゃったよ。

 この日、最も印象的だったのは、三浦くんの、「これから普段も遊んだりする気もするから、お別れっていう感じもしなくて。でも、大人になるにつれて、スケジュールとか合わなくなって、新しい人間関係とかあって、遊ばなくなることにも気づいてるんです。でも、困ったときにはいつでも駆けつけるし、駆けつけてもらえる仲間だと思う」という言葉だった。19歳の頃の自分はぼんくら大学生で、「スケジュールが合わなくなる」とか、「新しい人間関係」とか、考えたこともなくて、三浦くんはオトナだなぁと思った。20年後30年後を想像しても三浦くんは超絶イケメンだと思うので、息の長い役者さんになって、おじさんになった三浦海里の追っかけしたいです。

 冒頭に書いたように、三浦くんの卒業は、前回私が体験した卒業とは全然違うものだったけれども、それについて書こうとしたら、比べることになるから、それはしないことにする。比べることは、物事を理解するうえでは大切な手順だけれども、アイドルの卒業って理解するものではないからね。

 公演中、ずっと青赤の2色振りをして、三浦くんと阿部くんを見ていた。阿部くん、2人が隣りで踊るところで三浦くんの気配を感じていたり、すれ違うところで三浦くんをじっと見ていたり、たまに肩を震わせていたり。その姿があまりにも胸に迫って、結局、大泣きだった。ちなみに、私の涙のピークは永遠never everだった。

 イベント全体の感想を言うと、三浦くんの卒業イベントという6人体制の幕引きであると同時に、これからの5人体制をどうスタートさせるかという始まりを感じさせるイベントでもあった。ロンリーPASSIONやHOT LOVERがマロンA楽曲に入りそう。それだけではなくて、2月に入って以降、露出も急激に増えているみたいだし、特典会でPが列整理してるし、風向きが変わったのを感じる。5月の合同フェスが終わって、夏に箱ライブを連発した頃もどうしたんだろうと思ったけれども、今回は、それ以上の地殻変動が起きているような印象を受ける。「これから大変」って阿部くんは言っていて、実際のところ、大変だろうし、試されてると思うんだけれども、そういうときだからこそ、大きくなれるチャンスでもある。しかし、あまり気負って倒れることのないように……って気負って倒れがちな私が言うのも説得力ないな。とにかく身体に気を付けて、次のライブに臨んでくれればなと思います。

 以下、個人的な私の思い出。

 今回は、朝から公演開始ギリギリまで工作とお手紙に励んでいた。

 うちわは裏面に友達が寄せ書きしてくれたので、お手紙BOXに突っ込んできました。渡すの前提じゃなかったし、モールとか発泡スチロールとか、けっこうゴミが出ると思うので、メッセージを読んだら、適宜処分していただいた方が良いかと思われます……。ちゃんと2枚分の材料を仕入れたので、阿部くんのうちわもリニューアルの予定。

 Oさんが、無銭で握手してくれたよ。先週はしてくれなかったけど。笑。M先生、社内便届いたかな。そして、2月でご退職されたIさん、おつかれさまでした。彼女だけは変わらずに残ってくださると思っていたので、公演後に会場にさぁっと話が広まったときには、本当にびっくりした。スタッフさんは、出会ったときのことはほとんど記憶にないんだけれども、現場に通ううちに、だんだんと名前を覚えて、私にとっては、ぜんハリの大事な一部でした。本当に、ありがとうございました。

 そして、現場に新しく入ったスタッフさん。わけわかんないことも多いだろうし、私も戸惑ってるんだけれども、またひとつひとつ楽しい現場を作っていこう。まずは名前を聞き出すところからだな!!

ぜんハリ『三浦海里卒業ライブ ~燃え盛れブルーファイヤー~』

ZEN THE HOLLYWOOD(ぜんハリ)
2/21 18:00-
@赤坂BLITZ

 いろいろ体裁の整っていない文章だけれども、明日から泊まりで出かけないといけないので、とりあえずアップします。ぜんハリ、デイリー3位おめでとう、ウィークリー4位、おめでとう!!!!

1. overture
2. ENDLESS STRIPE
3. 永遠never ever(三浦くんセンター)
4. エアボーイズ
5. 赤い箱のクラッカー ~let's party
6. 仁義GREEN
7. アールグレイの季節
8. ロンリーPASSION
9. BUY or DIE
10. さいんれんぴーぽー
11. 奇跡のYES
12. ハート全僕宣言!
13. 青春HAS COME
14. クレイジーヒーロー
アンコール
15. ビーバイブレーション
16. ZENKAI PLAY

 最前列、すごく楽しかった!!!!

 ステージのセットは、正面奥に1月10日の暴走ライブの際にファンが寄せ書きした「ZEN THE HOLLYWOOD」のロゴの入った幕が垂れ下げられているだけのシンプルなもの。

 ENDLESS STRIPEからスタート。客席上手にブレザー姿で現れる三浦くん。客席を通りながら、ゆっくりとステージに向かう。2番まで歌ったところでマイクスタンドを後ろへ、最後のサビはみんなで。最後のキメポーズの前は手を高く上げる、初期の振り。

 エンストが終わっても舞台に1人で立つ三浦くん。永遠never everのイントロが流れ、三浦くんがソロを歌うあいだにゆっくりと歩んでくる他のメンバー。一気に上がるテンション。

 自己紹介は泣くの泣かないのとやんやしながらサラリと終わり、エアボーイズへ。赤箱の最後は全員で。仁義、アールグレイ

 アールグレイのあとにマロンAの衣裳を着て現れる、阿部くん深澤くん横山くん。衣裳がマイナーチェンジ。続いて現れる、笠井くん三浦くん。皇坂くんがいないあいだに始まるロンリーPASSION。遅れて姿を現した皇坂くんの衣裳は大幅に変更。BUY or DIEに続いて、この日初披露のさいれんぴーぽー。

 初期セーラーに衣裳チェンジして、奇跡のYES、ハート全僕宣言!、青春HAS COME。そして最後にクレイジーヒーロー。「行かなきゃ」のところで三浦くんの頬につーっと伝う涙。

 アンコールは青セーラーでビーバイブレーションとZENKAI PLAY。

 MCとかしっかり書き残しておかないといけないのかもしれない。けれども、私の記憶をありのままに語ろうとしたら、ぜんハリを追いかけてきた1年ちょっとの期間が走馬灯のように脳裡に蘇って、目の前で繰り広げられるステージのなかに吸い込まれていくような、不思議な感覚について語るしかない。このライブは、ぜんハリ最高のライブだった。

 ぜんハリに出会ったとき、初期セーラーを見てダサいなと思った。前日の新宿タワレコの特典会で見たときは、可愛いなと思った。この日の初期セーラー姿は本当にかっこよかった。懐かしい衣装で初期の曲を歌っているのを見ながら、懐かしさと同時に、初めてぜんハリを見たときの鮮烈さが蘇った。一生懸命で、キラキラしていた。でも、阿部くんや三浦くんの裾や袖が短くなっていて、肩を覆うほどに大きかった襟が小さく見えた。そこには、積み上げてきた月日のなかで彼らが身に付けた強さがあった。

 初披露の衣裳、初披露の曲。初披露のものがあるときは、いつも、どんな反応が返ってくるんだろうという彼らのドキドキと気合いがステージから伝わってくる。この日は、マロンAの新衣装、さいれんぴーぽー初披露。初披露で、コールもMIXもなにも考えていなかったのに、曲が始まった途端に、客としてやるべきことが分かった。そういう統率力をぜんハリから感じたのは初めてだったから、とても驚いた。

 この日のぜんハリはとても力強くて、圧倒的だった。どんな厄介な客が何をしても、どんなハプニングがあっても、彼らの、6人のぜんハリの集大成を見せたい、いま6人で到達できる最高のものを見せたい、という思いが揺らぐことはなかったと思う。

 いままでずっと、中野の合同フェスが私のなかでぜんハリ最高のライブだった。5月以降、気合を感じるライブはたくさんあった。歌も踊りもMCも上手くなった。ぜんハリの現場はいつでも楽しくて、メンバーはいつも真摯で一生懸命しているのが伝わってきた。でも、なんだかんだ中野の興奮には届かない。大きなステージがあるたびに、釈然としない思いと、何ヶ月も前のことを思い出して比べてしまう申し訳なさを常に感じてきた。

 だから、こうして最高のライブだったと言えるライブに再び巡り合えたことに、感謝している。twitterとか見ていて、ぜんハリらしさってなんだろう、ぜんハリの良さってなんだろうって模索している時期があったようにも見受けられたけれども、それって見つけるものでもなく、与えられるものでもなく、常に更新され続けていくものなんだと思う。ちょっと前までは、ぜんハリのいいところはダサくて王道なところだと思っていたけれども、いまは全然そんなことないものね。

 三浦くんの卒業もだけれども、ぜんハリにはいま、水面下でいろんなことが起こっているんじゃないかなぁと勝手に想像している。スタチャがなくなって、馴染みのスタッフさんも異動になった。そんないろいろがあるなかでも、ぜんハリはきっと新しい良さをどんどん作りだしてくれると、私は信じたい。

 余談だけど、バージンマジックがオリコン6位をとったとき、ファンよりもメンバーよりも飛び上がって喜んでいた彼も異動になった。ビーバイブレーション発売日のイベント、デイリー3位が発表されたとき、不意に、いまあの人がここにいたら、どんな喜び方をしただろう、と思った。特典会で久しぶりに姿を目にしたとき、妙に安心して、思わず声をかけてしまった。この日は、いつになく対応が優しかった……。終演後も、呼び出してもらったら顔を出してくれて、御礼を言うことができて良かったです。ぜんハリのデイリー3位は、彼の施策のおかげだと思っています。ネットで悪口を書いてゴメンナサイwって謝ったら、地味に傷ついてるんで……って言ってたけど、私もけっこうそっけない対応されて傷ついてるから、そこはお互いさま。今日の主役は三浦くんなので、と最後まで脇役に徹してくれて、ありがとうございました。けっこう遠くに異動したと風の噂で聞きました、どうぞお身体に気をつけてください。新天地でのご活躍を祈り致します。

 というわけで、この日の主役の三浦くんについて。来週の公演もあるけど、この日はいつもより三浦くんを見ていた。

 ENDLESS STRIPEを聞きながら、初めてバトゥールで披露したときのことを思い出した。あのときの黄色い歓声もすごかったけれども、この日はもっと凄かった。ちょっと前に大サビをみんなで歌ったときは歌いだしを間違えていて、そのせいか、ちょっと慎重に歌いだすのが可愛かった。曲が終わって、永遠never everを歌いだす直前の、なにが起こるんだろうという会場の雰囲気を一身に受け止める姿が綺麗だった。奇跡のYESと青春HAS COMEは、三浦くんがセンターの曲。センター発表のとき、なんでまたセンターにって思う人がいるかもしれないけれども、納得してもらえるセンターになると言った言葉のとおり、三浦くんにしかできないセンター像を作り上げてくれたと思う。クレイジーヒーロー、暴走のときはしれっと歌っていたのに、大サビで大粒の涙を頬に走らせる姿が、絵になりすぎていた。卒業を発表したときは、まるで書いてきたかのように、何度も何度も練習した台詞を言うかのように、しっかりと卒業を宣言していたのに、この日は、途中で言葉を詰まらせていて、本当はもっと用意してきた言葉があったんじゃないかなと思った。分かんないけど。ZENKAI PLAYでみんなに飛びつかれたときの驚いた顔は、どんなに表情を崩してもイケメンだった。アンコールが終わったあと、一人でステージに戻ってきた姿は、たぶん、そのつもりなんだろうけれども、秋のツアーの千秋楽を思い起こさせた。大きな舞台で一人で滑る勇気、しっかりしているのに、あどけなくて、ちょっと不器用で、わりとテキトーで、すごく真面目な三浦くんが、私は大好きです。

 今度の週末は、本当に最後の公演。どんな気持ちで迎えればいいのか、よく分からないな。

劇団たいしゅう小説家 PRESENT'S 『草葉の陰でネタを書く。』

@あうるすぽっと
2/6 マチネ

 ZEN THE HOLLYWOOD(ぜんハリ)でいつもお世話になっている深澤大河くんが御出演されているということで。

 あらすじとかは割愛で感想だけ。ネタバレ全開っていうか、見た人にしか分からないし、それでいいやっていうスタンスで書きます。

 小技の効いた脚本だなと思った。

 お笑いコンビ川中島の2人が前座として登場して、漫才を披露。

 作中の小ネタがいろいろ効いている。2人のラジオ収録の場面の映像のお題は、「こんな葬式は嫌だ」。ハガキ職人の近藤、ハワイで葬式、ラジカセを担いだお坊さん、稲川淳二といった伏線がここで張られて、最後の最後で効いてくる。ハガキ職人の近藤は葬儀屋として登場。中島が出演している(そしてじきに出演契約の切られる)通販番組の商品を使っている。電子機器を通せば、霊になって登場する川名と会話ができたり見えたりするらしく、その商品が大活躍。……みたいな感じで、細かいところでテクニカルに気を遣っているのが伝わってきた。ちょっと「草場」って言いすぎな気もした。

 一方で、本筋のところで隙があってもったいない。終盤でテレビのプロデューサーの松村さんが、お笑いコンビって最初は仲良くても、しまいには顔を見るのも嫌になっちゃうんだよね、みたいなことを言う台詞。どうしてあそこで「お笑いコンビ」って限定しちゃったのかなぁ。一気に作品の射程が狭くなってしまった気がする。ただ、そこで「人間って」とか「友達って」とか言うと押しつけがましくなるので、いかにしてあの台詞を言わずにあれを伝えるかが、ホロリとするコメディにおける劇作家の腕の見せ所なのでは。逃げ方としては最も安易で、あ~やっちゃった~~って瞬間的に思ってしまった……。

 いや、言ってもいいんだ。というか、ひょっとしたら、最も難度の高い解決法は、あの登場人物の人間関係のひとつひとつをもっと深く掘り起こしたうえで、松村さんに「お笑いコンビは~」ってあえて言わせつつ、観客に、いやそれってお笑いコンビだけじゃなくて、舞台上で描かれている人間関係のすべてに対して言えることだし、それって自分についても言えることだなって思わせることかもしれない。

 そういう面では、後輩コンビを活かしきれていないのはもったいなかった。あの2人は、松村さんの言う、お互いの一挙手一投足が腹立たしいという域には、たぶんまだ達していない。お笑いコンビは、全然違うタイプの2人がやるからこそ面白いっていうのが、後輩コンビには反映されていない。あの2人の関係性をもっと書き込めば、強度が増したように思う。

 肩の凝らない芝居で、たぶん面白いんだろう。なんだか曖昧な言い方になってしまって申し訳ないのだが、たぶん私はターゲットになっていない芝居だと思うので。笑。思い返せば、シェイクスピアとかF/Tとかで行くことが多くて、あうるすぽっとでタイアップじゃない公演を初めて見た。だからチケ代が……。次にここに行くのは河合祥一朗の企画物かなぁ。そういえば、先日発表された読売演劇大賞の最優秀作品賞の評を河合先生が書いていた。あれってどうやって決めるんだろう。仁左衛門のは言及されているうちの2作品は私も見ている。たしかに、こういうの求めて芝居見てるんだよなーっていう快感があって納得。あれ審査員みんなが毎月歌舞伎座やら国立劇場やらに通い詰めてるとも思えないんだけど、どうやって話し合うんだろう。小説だったら、みんなで候補作を読めばいいけど、演劇はそうもいかなくて、そこがいいところだな。