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MEMOS

ちょっと書き留めたかったことなど。

『夏のぜんハリ アチチチセーラーPLAY in ららぽーと新三郷』

ZEN THE HOLLYWOOD(ぜんハリ)
7/12 12:00-
@ららぽーと新三郷

 ららぽーと新三郷の広場でのセーラーPLAY。とても暑い日だった。

 テナントが円を描いて並び、中央が吹き抜けになっていて、一階が広場になっている。その一角にステージが設けられ、その前に優先エリアが設けられていた。今回は天候と体調を考慮して、開演直前に会場に到着し、リハは観ませんでした。

 セットリストは以下。

1. overture
2. バージン・マジック
3. エアボーイズ
4. ZENKAI PLAY
5. 青春HAS COME

 2階の通路、ステージ真正面。ステージ全体を観るには最高の位置だし、2階の通路は日陰になっていたのが魅力だった。スピーカーの関係で、MCの声がやや聞こえにくかったのが少々誤算ではあった。

 MCの進行も落ち着いてきて、事前の打ち合わせにないやりとりなども、サラサラと楽しげに進めることができるようになっていた。

「バージン・マジック」は全体の雰囲気がまとまってきた。それとともに、各々の癖も目立つようになってきた。これがまだ「表現」と呼べる段階にまで至っておらず、「癖」になってしまっているところが、不完全なところ。それぞれが、自分のどんな魅力をどう表現し、お互いの魅力をどう引き出していくか、歌やダンスの魅力をどう引き出していくか。歌やダンスの魅力を最大限に引き出すということは、同時にメンバーそれぞれの魅力を最大限に引き出すことだと思う。もっともっと探究の余地はある。

「エアボーイズ」は溌剌としていて良かった。「空の下で生まれた僕たち」は笠井くんがソロを引き継いでいるのだが、ややタメすぎて重いなという印象。このパート、笠井くんが担当する以前から、三浦くんの「日付をまたぎ続ける」、阿部くんの「エアポート探し」と、歌い手が変わるごとに、フレーズがブツッブツッと切れるのが非常に気になるところだった。それから、「羽を休めたら まっさらな空目指したくなる」でやや勢いが失速するのも、これで良いのか、と疑問に思う。この曲のなかで最もテンションの高くなる大サビ、一気に盛り上がるための、いわば助走のようなパート。一度、3人のソロ、そして大サビへ向かって盛り上げていくダイナミズムをきちんと整理する必要がありそう。

「ZENKAI PLAY」はサビや他の部分が安定感があるだけに、ラップの変更パートの前で、一瞬緊張が走り、いきなり大人数で「いよいよこの方!」と声が力むのが伝わってくるので、非常にきつい。もうちょっと見せ方に工夫がほしい。個人的には、他のものは受け入れられても、この変更は生理的に受け入れられないので、当分は合いの手が入れられなさそうです。やろうと思うと喉がつかえるような苦しさがあるので、いっそやらないと決めてしまった方が気がラクなのです。しばらくは御寛恕ください。

「青春HAS COME」は、上方から観ていたのもあって、三浦くんが先頭になってV字を描くところで左右のバランスが悪い。これは仕方がないだろう。サビは元気があって良い。しかし、ダンスやポジションの変更のあるパートで、どことなく気持ちがステージの内側に向いて、お互いに確認し合っているような視線が見受けられるのが心もとない。

 特典会は衝立を立てて行われたのだけれども、上階から、準備をしている様子がしっかりと見えた。撮影会の準備は、最後にセレショをした皇坂くんと横山くん以外の4人でしていた。スタッフさんの手を借りながらも、メンバーたちが自ら、足跡を貼ったり、大きなピザを設置したり、自分たちの携帯電話で試し撮りをしたりと準備をしていた。

 今回は入退場時にエスカレーターを使った。そこで一生懸命に手を振ってにこやかに振る舞う姿に誠意を感じた。特典会の合間のちょっとした待ち時間にも、横山くんがステージの裏にいた方に手を振っていた姿が印象的だった。

 この日は赤を振ろうと決めていた。屋外だったから切替式のペンライトはあまり役に立たず、主にガヤとして頑張っていました。隣が深澤くん激推し状態だったので、負けじと頑張ったら、結果的に、阿部くん激推し状態。

 阿部くんは良くも悪くも打算がない。気持ちも、言葉も、強くてストレートなのは魅力。ただ、その気持ちの強さがパフォーマンスになかなか出てこないように思う。自分のどこを、どんな風に見せたいのか、なかなか定まらない不安定さがある。化けそうな予感と、三色動物とか魚とかMとか、それでいいの?という方向に迷走する覚束なさ。手足が長くて顔も小さくて、スタイル抜群で資質はある。ただ、歌やダンスや芝居は技術的に未熟で、なんとなく、になりがち。技術的な未熟さは最年少というのもあると思うので、それぞれの基礎をきちんと教わりつつ、自分がどこで強くなりたいのか、武器ができると面白そう。その意識がステージに出てくれば、自ずともっともっと自信が出てくるだろうし、言葉にせずとも、パフォーマンスから気持ちの強さが滲むはず。この半年の成長は目覚ましいものがあるので、もっとできそうっていう期待があります。

 以下、ここ最近の動向について。

 7月8日にランキングの中間発表があり、twitterでばらばらとコメントが発表された。個々のコメントに関してはともかく、なんの予告もなく中間ランキングが発表された唐突さ、そしてコメントが公式サイトでも動画でもなく、各々のツイッターでてんでに表明されるというテキトーさが、ちょっと理解に苦しむ。集計終了期間も、中間発表のページに小さく書いてあるだけで、きちんと告知されていない。大仰なことを言うわりには、段取りがいい加減。当分はオレンジを買うか、均等に買うかして、一定の距離を置こうと決め込んだ私のような人間だって、ランキングというのは神経を使うのだから、それなりの体制を整えてほしいというのが正直なところ。

 先日の深澤くんに続き、三浦くんもいわゆる2.5次元舞台に出演することが決まった。とても嬉しいし、なんだか誇らしい気持ちになる。半年ばかりではあるけれど、ひとつひとつのステージでの成長から、彼らの努力は伝わってきている。この大きなチャンスに、彼らにできる最大限の努力をして、しっかりと役を勤めてくれると信じている。そこで彼らが得た経験は、間違いなく、ぜんハリのパフォーマンスにも刺激を与えてくれるだろう。そして、彼らに興味を持った人が、ぜんハリにも興味を持ってくれるといいなと思っている。ただ、まだステージに立ってもいない段階で、「ぜんハリの」と枕詞をつけてしまうのも、要らない色をつけてしまうように思うので、現段階では、そっと見守りたい。そして、幕が上がって、彼らに興味を示す方がいたら、すかさず布教活動を行いたい。