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MEMOS

ちょっと書き留めたかったことなど。

ぜんハリ 『夏のぜんハリ アチチチ飛び石ツアー in 渋谷チェルシーホテル』(8/14)

ZEN THE HOLLYWOOD(ぜんハリ)
8/14 開場18:30 開演19:30
@渋谷チェルシーホテル

 この公演に先立つ8/12に、8/14の公演で「重大発表」、8/15、16の公演で「入団マッチ」が行われるという告知がなされた。というわけで、この日は「重大発表」が行われた日。「重大発表」は、笠浦の2人がマロンAに入るための入団試験が行われるということと、その入団試験が笠浦vsマロンAの「プロレス」である、ということだった。それって入団したら、ただのぜんハリだね。

 まずはセットリスト。

1. overture
<重大発表>
2. BUY or DIE(6人)
<自己紹介>
3.ENDLESS STRIPE
4. 子鹿のくつ
5. マジでJINJIN
6. ロンリーPASSION
7. HOT LOVER
8. 赤い箱のクラッカー ~let's party~
9. バージンマジック
10. エアボーイズ
11. 永遠never ever(皇坂くんセンター)
12. ZENKAI PLAY
13. 青春HAS COME
アンコール:奇跡のYES

 登場時、毒栗Tシャツを着て登場。真ん中にある毒栗のカラーリングが一人ずつ違うのが、なにげに細かい。深澤くんのみ、黄色い短パンを着用。阿部くんが片側だけ腕まくりしてるのが可愛かった。マロンAの面々は、それぞれ阿部くんが「金魚」、深澤くんが「漢」、皇坂くんが「リボン」、横山くんが「うん○」のプリントが背中に入っていた。笠浦の2人の背中にはプリントはまだなかった。勝負でマロンAが勝ったら、笠浦の2人が入団、笠浦が勝ったらマロンAの誰かが笠浦に入る、という条件が提示されたところで、6人で「BUY or DIE」。

「HOT LOVER」の前で、阿部くんからサビでのペンラ&コールのレクチャーがあった。「アイアイアイ」のところで、ペンラを振って声を入れてほしいっていう話だったけれども、まだ歌詞が頭に入ってないからコール入れられなかった、ごめん。あと、深澤くんの台詞が入るところでは、ペンラを頭の高さより上にして盛り上げて良いらしい。サボっていた笠浦を迎えに行った横山くんがチョコレートを食べて帰ってくる事案が発生。

「HOT LOVER」のあとに、入団試験の内容が、プロレスであることが皇坂くんから発表。それを聞いた笠井くんと横山くんが着替え途中の状態でステージに登壇。笠井くんはタンクトップ、横山くんは社会の窓が開いていたようだ。

「バージンマジック」終了後、阿部くんが「ぶーん」とステージ上を走り出し、「お兄さんたちそのまま待ってて」とステージから去っていく。いろいろあって、「お兄さんたち、離陸準備だ!」という阿部くんの一言で「エアボーイズ」へ。深澤くんの小学生のときの綽名は「タイガーマスク」。

 この日、笠井くんの一言がなかなか出てこなくて、試行錯誤の結果、「まぁひとついうなら、お前らのこと愛してるよ」とシンプルに〆。

 アンコール「奇跡のYES」の前、笠井くんが「マロンAに入れませんように」、三浦くん「笠浦が永遠に続き、世界的に有名になりますように」、皇坂くん「叶えません」。


「重大発表」と言いつつも、蓋を開いてみればグループの存続に関わるような話ではなく、夏のツアーを盛り上げるための趣向でした。MC等は入団試験のことが軸に展開され、台本のところと即興のところが良い具合に混ざって、楽しく見ることができました。それぞれのキャラが立ってきて、とても居心地が良かった。

 この日は前から5,6列目くらいの下手の端で赤を振っていた。毒栗Tシャツの腕をまくった阿部くんの肩の筋肉が思ったより逞しくて、イベントの最初から、かなり動揺というか興奮してしまい、全体を通して、我を忘れて楽しんでしまった。踊っていたら視線いっぱいもらった気がする、という勘違いPLAYもたくさんさせていただき、8/8、8/10、8/14のイベントを通して、ゆーま沼に引きずりこまれた感があります。南無。

 新曲「HOT LOVER」は、3回目の披露。まだ初披露から1週間も経っていないにも関わらず、初披露のときより世界観が浮かび上がってきたような印象。とはいえ、まだまだ良くなる余地はありそうだったり、客席も様子見なところがあったり、伸びしろもたくさん。成長と可能性の両方が良い緊張感をもたらしていて、昨日より今日、明日より今日なエネルギーがあった。

「バージンマジック」の男の子は、「彼氏はいないよ 今までずっと」ってしゃあししゃあと言う女の子に恋をする。この曲で描かれる男の子は単細胞で、その女の子の言葉を真に受けて恋をする。それに対して、「HOT LOVER」の男の子は、好きな女の子が、他の男と別れるたびに、深夜、終電に飛び乗って慰めにいく。いいように利用されているバカな男なのを承知で、それでも好きだから、振りまわされる男の子。どちらに登場する女の子もズルいんだけど、「バージンマジック」で描かれる男の子は「純愛はもう待てないよ」と言いながら「キスをしようよ」というレベルの青さなのに対して、「HOT LOVER」はプラトニックな熱情が迸る。

 そして「ロンリーPASSION」。この曲は新曲3曲のなかで、唯一の少ハリ曲でもあるので、すでに歌詞が公開されている。ちょっと謎めいた曲で、他2曲とは異なり、恋愛対象となっている女性がどのような人物なのか、定かではない。しかし、この曲では、恋愛対象がどのような人物であるか、その人物とどのような関係であるかは、もはや重要なことではない。「熱い熱いワイン 気づけばグレープジュース」と歌うように、この曲では、「HOT LOVER」で歌われたような熱情はいつしか変質している。恋が叶わぬものだと受け入れ、変質していく熱情にケリをつけようとする。それは、男女2人の関係というよりは、その熱情を抱える個人の問題。だから、「孤独な熱情」なんですよね。

「バージンマジック」は、夏の恋の始まりの曲である一方で、あぁこの夏が終わったら男の子フラれちゃうんだろーなー、と私は想像してしまうのですが、それが「HOT LOVER」な期間を経て、「ロンリーPASSION」の「ビルの上は寒くて」に至るのかと思うと、あぁもうすぐ秋がくるんだなぁとしみじみ。そろそろ葡萄の出まわる季節です。

 ……というようなことを、深澤くんの台詞を聞きながら考えていました。考えすぎか。


 15,16日のプロレス大会期間中は参加できないなか、両日の特典会が毒栗Tシャツverということで、心が折れそう。しかし、新曲の完成度を高め、MCのスキルも確実に上げてきている彼らの成長を見ると、アイドルがそれだけ頑張っている間に自分は何をしているんだろうと反省もするわけです。他人が努力し、成長していく姿を見守ってばかりいるのは口惜しいので、私も私でやるべきことをしっかりやろうと心に誓う次第であります。私はこれから正念場を迎えるので、彼らにもらったエネルギーをきちんと自分のエネルギーに転換して、夏を終わらせます。ってなわけで、来週末の名古屋大阪リリイベは行けなくて、ちょうどその時間は、東京から念を送る余裕もないくらい必死になってるはず。次の現場は26日か28日になる予定です。