MEMOS

ちょっと書き留めたかったことなど。

7/27の定期ライブでぜんハリ隊を除隊しそうになったことについて

 マメに記録しないといけないと思っているのに、このザマ。

 7月27日の定期ライブの途中で、ぷっつりとステージを見る気にならなくなってしまった。キラキラに満ち溢れていたはずの空間が、急に色褪せてしまって、曲が雑音にしか聞こえなくなってしまった。最後までいるのは、苦痛でしかなかった。一日かけていろいろ考えてみて、言葉にできそうな気がしたから書き残しておく。これはライブの感想ではないことは、先に断っておく。あと、読み返さないでアップする予感がするので、日本語が変になるかもしれない。

 いろいろな要因があったのだろうと思う。

 『アールグレイの季節』にあわせてわかハリが紅茶の飴を配ってくれた。子供たちがおずおずと差し出す飴を受け取りながら、居たたまれなさ、申し訳なさで胸がいっぱいになった。それと同時に私が思い出したのは、飴を渡す程度のことにしては丁寧すぎる井上くんの微笑みだった。そこから先は、ここは井上くんのパートだった、井上くんはこう踊っていた、ここのフォーメーションはこうだった……そんなことばかり考えていた。私は7人の頃のぜんハリがいまでも好きだし、あの頃の動画を見ると、いまでも井上くんを目で追ってしまう。それでも私がぜんハリを好きで居続けられたのは、ぜんハリが変化し続けてくれたからだと思う。7人のぜんハリと、6人のぜんハリと、5人のぜんハリと、4人のぜんハリを私は見てきたけれども、そのどれも全然違う。それだけに、急に井上くんの姿が脳裏にチラついたとき、どうにも収まらなくなってしまった。

 少年ハリウッドのファンの人にも見てほしい、と最近のぜんハリはよく言う。その度に、自分もかつては、少年ハリウッドを見てぜんハリを知って、初めてアイドル現場に足を踏み入れた人間だったことを思い出す。アイドルの現場というものも初めてだった自分は、まず声優ファンとはだいぶ違うタイプの人がいることに戦き、同じCDを何枚も買ってアイドルと写真を撮るファンの姿にカルチャーショックを感じた。これはヤバい空間に来てしまったな、と思った。それなのに、気がついたら次の公演のチケットを買っていた。あのときの衝動がいまの自分にはないことを、私は認めざるをえない。

 少し前までは、発売時にはコンビニまで出向いて、少しでも早い整理番号のチケットを入手しようとしていた。それが、いまではリピートチケットならまだしも、ライブ前日にチケットを購入することが増えた。それでも、整理番号は50番前後。ライブ会場の座席は回数を追うごとに減らされていき、サイド席の下手が潰され、上手が潰され、今回は正面の列の数まで減っていた。空席が多いなかでライブをするくらいならば、最初から席を減らした方がいい。客入りが少なくなっているなかでも、ライブへのモチベーションを保とうとしているメンバーの姿には頭が下がる。でも、会場に入った瞬間に、虚しさを感じずにはいられない。

 ライブを眺めながら、今日は自分の稽古ができなかったな、と思った。自分の芸については、それで食べていくだけの才能がないことは物心ついた頃には理解している。幸いにも、他の道で糊口を凌ぐことができているので、基本的には、できるときにやればいい、というスタンスで続けようと思っている。しかし、趣味とはいえ、人前で演奏しなければならないことが決まってしまった。引き受けてしまった以上は、きちんとステージに立つ責任がある。ステージでは練習の6割しかで出せない。だから170%まで練習するしかない。しかし、私はまだまだそこに到達できていない。1日のなかで15分でも練習する時間が作れないなんてことはありえない、1日触らなければ取り戻すのに3日かかる、と問い質す母親の声が頭のなかで鳴り響く。練習したい、練習しないといけない。そう思ったとき、アイドルファンはやりたいことではあるけれども、やるべきことではないことに気がついてしまった。

 夏祭りの会場では、本を読んではいけないそうだ。定期ライブの数日前に、ライブ以外の暇な時間はすみっこで本でも読んでるか~みたいなツイートをしたばかりだったので、あまりにも直截な注意に驚いた。本を読むなと言われたのは、高校時代の体育祭以来で、反抗期だった当時のノリが一気に蘇ってしまった。だったら行かない!夜の部は1時間延長してくれるみたいで、行けそうかなと思っていたのに残念です。「本を読みたかったら、おうちで素敵な時間を過ごしてくださいね」みたいなことを言われたので、そのアドバイスに従います。そんなわけで、自分が生身の人間よりも書物を優先する人間だったことを思い出し、我に返ったら、目の前で歌って踊る生身の人間や、それに向かってペンライトを振っている自分が、生臭い、気持ちの悪いものに感じられた。

 ちょっともう無理だ……と思いながら、今までありがとう、と咄嗟に思ったとき、私はぜんハリ隊を除隊するのかな?と、動揺した。でも、いろんな条件が重なりすぎてしまっただけで、ぜんハリが嫌いになったわけではない。だから、気が向いたら行きますって言いながら、たぶん夏祭り以外は行くんじゃないかな。問題は、行かないと決めた夏祭りのチケットを買うかどうかってことだ。諸々の収支を推定計算してしまったら、行かない公演でもチケットを買わないといけないのでは、みたいな気がしてくる。それは、ぜんハリを追いかけはじめたばかりの、次のチケットを買わずにはいられない衝動とは真逆の気持ちなので、ちょっとつらい。

 次の定期ライブは、自分のコンディションも整えていけるように頑張ります。